アタシが取材原稿を書く時のプロセス。

いや~!久しぶりに、とってもたくさん仕事をしました!
1か月分くらいの原稿を、1週間で仕上げた感じです。
なにをそんなに書いていたのか?
月刊「商業界」の7月号の特集
「エクスマの真実」についての原稿です。

エクスマというのは「エクスペリエンス・マーケティング」の略で、
マーケティング・コンサルタントの藤村正宏さんが提唱した考え方。
詳しくは、
「やっぱり!モノを売るな!体験を売れ!」という本
藤村さんのホームページをどうぞ。
おもしろいですよ♪

んで、その怒涛の原稿を書き終えて、
ちょっと自分のお仕事について整理してみたくなりました。
「アタシは取材原稿って、どうやって書いてるんだろう?」ってこと。

というのも、時々、ご依頼先から言われるんですよ。
「びんこさんの原稿はわかりやすい」って。
うれしいですねぇ!!

ライターって「○○文字くらいの原稿」という
出来上がりの結果は同じなのですが、
みんな仕事のやり方が違うと思うの。
だから、自分の仕事のプロセスをここで書いてみますね。

1.取材テーマを決める。
 どんなテーマで、誰にお話をうかがうのかを決める。
 (ご依頼先によっては、ここまで決めておいてくれることもあり)

2.取材する。
 お話をしてくれる方に会い、詳細にお話をうかがう。
 どんなテーマで取材をするかは事前に決めて伝えておくけれど、
 その場のノリで訊きたいことは全部訊く。

3.どんな切り口でまとめるか、改めて考える。
 1.のテーマをもとにしつつ、現場の取材を大事にして、
 詳しい切り口を決める。
 どのくらいの文字数にするかも、この時に決める。
 (ご依頼先によっては、これを編集さんがやってくれる)

4.現場の音声を文字にする。
 2.で聴いてきたお話を文字にする。
 この時、現場で聴いた時はムダと思った話も全て文字化する。
 時間はかかるけれど、意外とその部分が大事だったりするから。

5.構成する。
 4.で文字化した話は、時系列であり、
 その場のノリで訊いているので、読者にはわかりにくい。
 3.で決めた切り口について(←ココ重要!)
 初めて読んだ人でも分かるようにするには、
 どのように伝えたらいいのかを考える。
 文字化した音声を、話題ごとにパーツに分け、
 小見出しを付け、それをどんな順番に並べるか決める。

6.編集する。
 5.で決めた構成に従い、3.で決めた文字数に編集する。
 編集してみると、
 4.で文字化した「ムダだと思っていた部分」が活きてくる。

7.全体の流れを確認する。
 全体を通して読んでみて、スムーズに読めるか、
 カブっているところはないかを確認する。

こんな感じかなぁ。
文章を書くって、才能と思われているフシがあるけれど、
結局「慣れ」だと思うんです。

あ、それからね、
この原稿のプロセスは↑ ↑ ↑
「他人から取材したことを文章にする」ってことなんだけど、
「自分で考えた文章を書く」っていうのは、
全く別の能力が必要になります。

そのことは、また今度書きますね。