テレビの原稿、雑誌の原稿

怒涛の2週間が終わりました。
この週末からシルバーウィークが始まるため、
いつものお仕事がほぼ1週間前倒し。
このところ毎日、〆切りに追われいました。

急いで原稿を書かなきゃいけない時に限って、
「書き出しの文章」が思い付かないものなんです・・・。
書き出して波に乗れば、
スーッと書くことができるのですが、
この「はじめの一歩」が一番難しい。

こういう時、
アタシは現場で撮影した写真を見ます。

雑誌などに掲載する写真は
ちゃんとしたカメラを持ってる人が
撮ってくれるんだけど、
アタシも現場では、
必ずスマホでメモ代わりに写真を撮るの。


んで、原稿の書き出しに困った時は、
すかさずその写真を見て、
現場のシーンを思い出す。

それで、現場の雰囲気を描写することから
原稿を書き始めます。

これはたぶん、
テレビ時代に培われた原稿の書き方だと思うわ。
だって、報道部の先輩から
「テレビなんだから、映像に合わせた原稿を書きなさい」
って、口酸っぱく言われたから。

今は主に雑誌の原稿が多いんだけど、
テレビ時代に教えられたことがとても役に立ってる。
そのひとつが
「写真に合わせた原稿を書く」ってこと。

雑誌や本づくりからライターになった人は、
アタシみたいな経験がないから、
例えばお店の原稿を書く時は、
そのお店の歴史や店主の経歴などから
文章が始まる人が多いの。

でも、人間は「視覚から情報を得る」
ことが多いじゃない?
だから、雑誌でもウェブでも、
写真や図に目が行くことが多いと思う。

タイトルやキャッチコピー以外の
文章に目が行くのって、
写真や図の後が多いんじゃないかしら?

だから、アタシは
「写真に合わせた文章」って、
人の行動に合ってると思うの。

写真がなくても、
文章のはじめに情景の描写があれば、
読者のアタマの中にその情景が浮かんで、
その後の文章が
伝わりやすくなると思うのよね。

だから、アタシの文章は
「現在→ 過去→ 未来」っていう流れ。

現状の描写
 ↓
なぜそうなったかという過去のこと
 ↓
それで得た成果や結果と
今後についての話


っていう感じ。
文章の流れについては、また改めて書くわね。

さて、次のお仕事、いってみよ~!\(^0^)/