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「自分の天職」について考えてみた。

新宿三丁目に行ってきました。
ここはかつて、アタシが
毎晩のように飲み歩いていた街です。

でも、昨日は飲みに行ったのでもなく、
飲み屋さんの取材に行ったわけでもなく、
お世話になっている会社さんが
この駅の近くにあるので、行ってきました。

その会社さんは、本をつくるところ。
といっても、製本するところではなく、
いわば編集プロダクションさんです。

取材、と思って伺ったのだけれど、
今回は、次の本をつくるための打合せだったの。

本をつくる、って言っても、
アタシが著者になるわけじゃなくて、
取材先からお話を引き出して、
それを文章にするっていうお仕事。
ま、アタシがフツーにやってるコトだわね。

その会社の社長さんと打合せをしながら、
アタシは思ったわけですよ。

「誰かの話を引き出して、
 それを文章にするっていうのは、
 アタシの天職なんじゃなかろうか?!」って。

今まで、っていうのは
テレビのリポーター時代も含めて、
アタシはいろんな人からお話を伺って、
それを原稿にしてきたわ。

テレビの原稿は短くて、
ライターになってから手がけている
雑誌やウェブサイトの原稿、単行本の原稿とは
長さが全然違うけれど、
でも、アタシにとっては
どれも同じ「原稿」なのですよ。

んでね、どの原稿を書いている時も
アタシは夢中になってる!

何時間も集中している時もあるけれど、
水を飲むのも忘れるくらい、
夢中になって仕事をしている、ってことに、
最近になって気が付いたの。

コレって、天職じゃないのさっっ?!

このところ、お仕事が少なくて落ち込んでいたし、
もっと遡れば、東京に出て来てから
いろいろ紆余曲折があったけれど、
結局、アタシが夢中になれるコトって、
「誰かの話を引き出して、
 それを文章にすること」なんだわ~。

昨日、編集プロダクションの
社長さんとお喋りしながら、
アタシは改めてそう思ったのでした。

あなたにとって
「水を飲むことも忘れて夢中になれるコト」って
なにかしら??
改めて考えてみると、楽しいわよ♪