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おもしろい人になりたいっ!!

先日、大阪出身の方と酒席をご一緒する機会があった。その方は普段、全く大阪弁が出ないのだが、生粋の大阪人である。

 

「大阪の人って、何でもネタにして笑わせてくれるから、いいですよね」と私。その方曰く、大阪の子どもに対して「バーン!」とピストルを撃つマネをすると、「ウッ」と打たれたフリをして倒れるらしい。しかもそれが、3歳くらいの小さい子でもやるというのだから、びっくりする。

 

周囲がそういう文化だからと言えばそうなのだが、それにしてもうらやましい。

 

そういえば、大学時代の同窓生に大阪人がいて、こんなことを言っていた。「大阪で合コンすると、自己紹介の時につまらんことは言えない。つまらんことを言おうもんなら、『で?オチは?』と女の子からツッコミが入る」東京の大学の合コンのように、女の子が「え~、そうなんですか~」とゴビをのばしきってコビを売るのとは全く違う。ああ、うらやましい。

 

かく言う私はといえば、どちらかというとツッコミ役なのだが、まともにツッコミすぎて、周囲を納得させて終わるパターンが多い。例えば、前述の「バーン!」とピストルを撃つマネをする人がいれば「こんなとこで何してんの?うるさいな」と言うタイプ。何でも真に受けてしまうので、どうにも笑いにつながらない。

 

もともとそういうタイプなのに、いや、そういうタイプだからなのか、以前住んでいた沖縄では報道部で仕事をしていたものだから、「何でも真に受ける」という性格に拍車がかかったような気がする。

 

沖縄では、おじいもおばあもみんな笑顔の人が多いのだが、大阪の人たちのように、ボケとツッコミ文化があるわけではない。ただ、沖縄にも沖縄ならではの「お笑い」がある。たいていは沖縄訛りで、笑いのツボが沖縄独特なので、全国区にはなりにくいが、沖縄の人たちもおもしろいことは大好きなのだ。あ、そういえば、大阪の吉本興業は、沖縄で映画祭を開催している。

 

今更ながら、私も「おもしろい人」と言われるようになりたい。だから、ブログも笑ってもらえるように書きたいと思っているのだが、これがなかなか難しい。

 

え?存在自体がおもしろいって?それは今の私には、ホメ言葉に聞こえるわ~♪(´∀`*)ウフフ