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沖縄県産のものと本土の人とシマナイチャーと

またまた偶然にも、沖縄関連のお話をしました。しかも、酒場で。

 

今回の話題は、沖縄の健康的な食材について。沖縄といえば、今でこそ長寿県ナンバー1ではなくなりましたが、やっぱり「健康・長寿」のイメージが強いですよね。

 

例えば、この写真の某有名メーカーさんの黒糖菓子も、沖縄県産の黒糖を使っています。白砂糖と違って、黒糖にはミネラル分がいろいろ含まれているんですよね。だから、このメーカーさんではこの黒糖菓子が「健康おやつ」というシリーズのひとつになっています。

 

黒糖の他にも、シークワーサーや海藻のもずくなど、近年になって「カラダにいい」と、マスコミなどに取り上げられる沖縄県産の食材も増えてきました。

 

そういえば、つい先日お会いした方も、シークワーサーのお話をしてたなぁ…。

 

東京に住んでいる私が、沖縄の食材についていろいろな方からお話をうかがうと、「沖縄の食材に興味はあるのだけれど、どうやって手に入れていいのかわからない」(ま、今はネット通販で何でも買えますけどね)もしくは、「詳しい話を聞きたいのだけれど、沖縄人とのつながりがない」という方が、まだまだたくさんいるんだなぁ、と思います。

 

それから、これも本土の人の正直な気持ちだと思うのですが、「沖縄県産のモノには興味があるのだけれど、沖縄人の独特の雰囲気に入り込めない」という人もいます。

 

シマナイチャーの私は、この気持ちがとてもよくわかります。たまたま私は、18歳というとても若い時に沖縄へ行き、そのまま住みついたので、何の障壁も感じませんでしたが、大人になってから、特に仕事で沖縄に関わることになった人にとっては、その文化の違いに、大きなカベを感じるのではないでしょうか。

 

だから、そういう方々の「橋渡し」みたいなことができればいいなぁ、と私は思っています。

 

この場合の「橋渡し」というのには、いろんな意味があります。「沖縄県産のものに興味がある」という本土の人と「沖縄県産のモノを作っている」という沖縄人を直接的に結ぶというのもそうだし、私が沖縄県産のモノを取材して、それについて文章を書き、本土の人に伝える、というのも、橋渡しの意味があると思います。

 

沖縄人のことも、本土の人のことも、両方知っているからできること。それは、私にしかできないことのひとつです。あ、正直に言うと「仕事で沖縄に行きたい!」っていう思いは、かなり強いですけどね。