春ですね~。春は、恋の季節です。
好きな人ができると、その人のことを知りたいから、いろんな質問をしたくなると思います。逆にいえば、質問が浮かばないってことは、その人に興味がないということかもしれません。
私はライターなので、取材相手に質問することも仕事です。どんな媒体の取材時でも、取材相手に会った時に「こんなことを聞いたら、図々しいかな?」と思うようなことも、その場で質問することにしています。
「後で電話かメールで質問できるし…」と思っていると、現場での直感が働かないんです。取材の主旨とはあまり関係がない質問が浮かんでも「今回の取材からはちょっと離れるんですが…」と前置きして、聞いてみます。みなさん、たいていは快く話してくれますよ。
なぜなら、その方に会うことが最初で最後になるかもしれないから。最初で最後にはならなくても、小田和正さんの曲みたいに、
♪あの日、あの時、あの場所で、君に会えなかったら~♪
というシチュエーションは、本当に一度きりなんですよね。
その時に聞いておかなければ、質問の答えが違ったり、質問しても答えてもらえなかったりするかもしれません。そういう現場を、いくつも経験してきたからだと思いますが、取材ではなくプライベートでも、「今しかない!」と思えば、少々、図々しく行動できるようになりました(笑)。
そうすることで、「あの時にやっておけば…」「あの時に聞いておけば…」という後悔が少なくなるような気がします。コロナ禍になってから、ますます、そう思うようになりました。もし、相手に対して質問したいことが浮かんだら「チャンスは今しかない!」と思って、遠慮せずに聞いた方がいいですよ。「お聞きしてもいいですか?」という前置きは忘れずにね。