今年もあと2か月を切り、取材でいろんなところへ行ったなぁ、と振り返っています。
で、思い出したことがあるんです。
7月に、富山県砺波市(となみし)という地域へ行った時のこと。
冒頭の写真は、砺波駅にあった顔出しパネルです。
東京から富山県の富山市までは、北陸新幹線が走っていますし、
私は以前、取材のために富山市にある会社を訪れたことがあるので、富山市までの行き方は知っていました。
でも、そこから先は??
と思ったので、早速、乗り換え案内アプリで調べました。
どうやら、富山駅からは「あいの風とやま鉄道」で高岡という駅まで行き、
そこで城端線というのに乗り換えるらしい。ふむふむ。
改めて、地図で見てみますね。
砺波市は、富山県の西側で、内陸部にあるまちです。
この地図の、青い四角を拡大すると…
この地図(ネットから拝借したもの)真ん中あたりに、「高岡」「新高岡」という駅名が見えます。
高岡で、「城端線(じょうはなせん)」というJR西日本のローカル線に乗り換えて、目的地の「砺波」に行く、ということがわかりました。
ふむふむ。なるほど。
で、取材当日です。
まずは、東京駅から北陸新幹線に乗って、富山駅まで。
北陸新幹線はJR東日本の列車ですが、
富山駅はJR西日本の管轄なので、「JR」の文字が青なんです。
私は普段、コーポレートカラーが緑のJR東日本管内にいるので、この青いJRがとても新鮮に見えます。
富山駅では「あいの風とやま鉄道」という第三セクター鉄道に乗り換え、高岡駅を目指します。
富山駅から約20分ほどで、高岡駅に到着。
当然ながら、改札を抜けました。
これは、高岡駅の構内から眺めた風景です。
曇っていたので残念でしたが、晴れると美しい山並みが見えるそうです。
「へぇ~。晴れればよかったのに~」
なんて、のんきに思いながら、乗り換えする改札に向かいました。
でも…改札がない!
今、通り抜けてきた「あいの風とやま鉄道」の改札以外に、改札が見当たらないのです。
駅構内の案内板を見ると
「万葉線」という路線があるらしいのですが、調べたら、それは高岡市を走る路面電車。
私が乗るべきはJR西日本の「城端線」です。
JR西日本の改札、どこ~??
私は焦って、さっき通ってきた「あいの風とやま鉄道」の改札にいた駅員さんに聞きました。
すると…。
「あ、この改札を抜けて、城端線に乗ってください」
「……へ??あの…改札、同じなんですか?」
「そうなんです。城端線もこの改札なんです」
ということで、私は再度、同じ改札を抜けて、無事に、JR西日本の城端線に乗ったのでした。
第三セクター鉄道のあいの風とやま鉄道と、JR西日本の改札が、同じだなんて、びっくりです。
ローカル線はどこも、採算が取れなくて、運営が厳しいと聞くので、駅員さんや設備にお金をかけられないんだろうなぁ。
だから、会社が違っても、改札を同じにして、お互いに協力してるんだろうなぁ、と想像していました。
あ、そうそう。こちらが無事に着いた「砺波駅」です。
ほら、JR西日本のコーポレートカラーの青で「JR」って書いてありますよね。
そう。確かに、JR西日本の駅なんですよねぇ。
でも、城端線は交通系ICカードが使えないので、高岡駅から砺波駅は切符を買いました。
拡大するとわかるのですが、
写真の上側、薄い緑色の切符が、富山駅と高岡駅で買った「あいの風とやま鉄道」のもの。
写真の下側、オレンジ色の切符は、砺波駅で買ったJR西日本のものです。
砺波駅の切符販売機で切符を買うときに、よ~く見たら「連絡切符」というボタンがありました。
それを押すと、高岡駅でわざわざ切符を買わなくても、富山駅までの切符を買うことができたのです。
たぶん、あいの風とやま鉄道の富山駅にも、この「連絡切符」っていうボタンがあったんだろうけど、気づかなかった…。
というか、最近はどこへ行っても、交通系ICカードかクレジットカードのタッチ決済が使えるようになっているので、切符を買うこと自体がとても久しぶりなのでした。
久しぶりの切符の感触、なんだか懐かしかったです。
