先日、「ハイサワーとハムカツの夕べ」というイベントに参加してきました。
ハイサワーは、焼酎の「割り材」として知られる炭酸入りの飲み物。元祖はレモン味ですが、今では梅や青リンゴなどもあるようです。焼酎(主にキンミヤ焼酎)にこれを入れると、おいしいチューハイができます。
そして、そのチューハイのおつまみに、B級グルメの王道ともいえる「ハムカツ」が合うのですよ!ということを、ハムカツを知り尽くしている「ハムカツ太郎さん」という方に教えていただきました。
このイベントは、東京・八重洲にある、とある居酒屋さんで開かれ、かなりいろんな方が参加していました。のべ50人以上はいたでしょうか。
私は先に知り合いになっていたハムカツ太郎さんのお誘いで、ひとりで参加。ハムカツとチューハイを片手に、いろんな方々とお話させていただきました。
当然のことながら、ほとんどの方と初対面。お互いに自己紹介するのですが、私の場合には「山形出身で、沖縄に住んでいました」というと、覚えていただけます。
すると、なんと会場に、沖縄出身の若者がいたことがわかったのです!しかも、どうやらハムカツ太郎さんと知り合いらしい。
んで、沖縄人の彼から話を聞いたところ、以前、別のハムカツイベントで(ハムカツイベントっていろいろあるらしい)、たまたま沖縄から帰ってきたばかりだったので、ハムの代わりに沖縄ではポピュラーな「スパム」を持って行って、カツにしてもらったのだとか(注:写真はハムで作ったハムカツです。スパムで作ったものではありません)。
スパムは沖縄では「ポーク」ともいわれる、豚肉のコンビーフみたいな缶詰です。ハワイなどでもポピュラーで、ハワイや沖縄では「スパムおにぎり」や「ポーク玉子定食」などでおなじみ。
でも、スパムおにぎりもポーク玉子も、スパムを薄く切って「焼いて」食べるのが普通です。ハムカツに倣ってカツにするってことは、揚げるってことですよね??ハムと違って、スパムは脂がとても多い食材。私個人としては、スパムを揚げるというのが、ちょっと信じられないのですが…。
と思って、スパムをカツにした時の感想を聞いてみたところ、ハムカツ太郎さん曰く「確かに、スパムは脂が多いので…」と仰っただけで、決して否定はしていませんでした。でも、本当においしかったのか、私は疑問です。
とはいえ、今回のイベントでも「私、沖縄に住んでいました」ということから沖縄人に出会い、そこからスパムの話で盛り上がり…。やっぱり「沖縄」というキーワードは、どこでも人を引きつける磁石みたいな言葉だなぁ、と改めて思いました。