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書くというおしゃべり

コロナ禍で、しかもこのところ感染者が急増している今、気軽に人に会っておしゃべりすることができません。

 

私はなじみの居酒屋さんで常連さんとおしゃべりしながら飲むのが大好きなので、今の状況は悲しいかぎりです。

 

なので、誰かとおしゃべりする代わりにブログを書いています。おしゃべりする相手が違えば、しゃべる内容も変わるように、内容の違うブログを3つ。

 

「あのお料理おいしかった~」はアメブロ

しみじみ考えたことはnote

お仕事用はこのホームページのブログ

よく3つもブログを書けるねぇ……と言われそうですが(笑)。

 

ところで、アナタは友だちと会って話すとき、どんな内容をどんな話し方で伝えますか?敬語を使いますか?上司と会って話すときはどうでしょうか?友だちと会っているときとは違いますよね?

 

つまり、「誰に何を伝えたいか」によって伝え方が違ってきます。「そんなの、当たり前じゃん」ですよね。

 

でもこれは、私がゴーストライターとしてお仕事を承るときに、著者となるクライアントさんによくお話することなんです。

 

そう。リアルで会話をしているときには、無意識にやっているのに、文章を書くとなると、誰に向かって書いてるのかわからなくなる人、結構いらっしゃるんです。だけど、リアルでも文章でも「伝える」というのは同じです。

 

たとえば、お仕事で報告書などを書くときにも、社内の誰に向かって書くのかを意識する。お店の商品やサービスを紹介するなら、どんな人に使ってほしいかをイメージして書く。

 

「ああ、あの人ならコレを知りたいだろうな……」

というように想像するだけで、伝えたい内容や書き方が浮かんでくると思います。

 

文章を書くことは、特別なことではありません。たしかに、読んでくれた人にわかりやすく伝えるため、構成を考えたりする必要はありますが、まずは「誰に何を伝えたいか」これを明確にすることが大事です。