· 

時代の変わり目はネタの宝庫

今年の1月から、私はこのホームページのブログをはじめ、3つのブログをほぼ毎日更新しています。我ながら、よくネタが続くなぁ(笑)。

 

「ネタを探す」といっても、おもしろい話を探しているわけではありません。「探す」というよりは、「気づく」といった方がいいでしょうか。毎日書くようになって「ネタは自分の中にある」と思うようになりました。

 

書くことを仕事にしている私も、以前は「ブログを書くって言っても、仕事のことは話せないし、お酒を飲む以外の趣味もないし…」と、思っていました。

 

まぁ、小ネタはいろいろあったんですよ。

朝起きて、ボーっとして、歯磨き粉と洗顔料を間違えそうになってるとか、

あわてて出かけようとして、家のカギを忘れたそうになったとか、ヒールの先がマンホールにはまって、抜けなくなったとか、

駅についたら、階段でコケそうになったとか、改札で、スイカのチャージ不足で「ピンポーン」鳴ったとか…。

 

マンガみたいなコレ全部、私の体験。電車に乗るまでの間だけでも、十分ネタでした。コロナ禍の前までは。でも、コロナ禍になってからは、「毎日電車に乗って出かけるわけでもないし、外に出かけなければ、ブログに書くネタなんか見つからない…」と思い込んでました。

 

ほぼ毎日、家にばかりいて、たまに出かけるのは近所のスーパーくらい。コロナ禍で仕事が減っているから、何も起きないし、何も考えられない。先が見えなくて、毎日イライラしてるかも…。

 

でも、あるとき、そのイライラが「ネタになる」と思ったら、なんだか楽しくなってきました。

 

コロナ禍前までは、テレビCMやいろんな広告のポスターなどで「電車の中のシチュエーション」って、多かったんですよね。あれは、みんなの共感を得られたからだと思うんです。見た人みんなが「うん、わかる、わかる~!」って思えば、いろんなことが伝わりやすい。

 

だけど、コロナ禍になってそういう共通のシチュエーションは少なくなりました。多くの人が「ステイホーム」しています。

 

ということは、考え方によっては、コロナ禍で外に出られないストレスやイライラが、多くの人の共通認識になってるんじゃないかと。そう考えたら、「な~んだ。みんな同じなんだなぁ」と思うようになりました。

 

だから私は「外出できないからネタがない」って思わずに、自分の中でネタを見つけることができるようになりました。

 

今のところ、私が「あ!これを書こう」と思うきっかけとなるのは「コロナ禍前の自分と今の自分を比べる」ということです。ずいぶん、いろんなことが変わりましたからねぇ。あ、そうそう。コロナ禍前と後の自分については、びんこのnote に書いてるので、よろしければどうぞ~。