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「東京の猫たち」が目黒に集まったワケ

先日、目黒区美術館に行ってきました。目黒駅から徒歩で10分くらいの目黒川近くで、テニスコートや区民センターなどが集まった公園の一角にあります。ここで、企画展「東京の猫たち」が6月12日(日)まで開催中なんです。

目黒区美術館は1階が受付とグッズショップで、展示室は2階にあります。こちらは1階にある大きな看板。この奥に2階へ続く階段があります。

 

この「東京の猫たち」という展示は、東京の区立美術館が11館、連携して企画したものだそうです。それぞれの美術館が所蔵している「猫」に関する作品が集められ、展示されています。

 

絵画や木版画、彫刻など、どれも素晴らしい作品ばかりでした。ひとくちに「猫」といっても、こんなにいろんな表現があるんだなぁ、と思います。猫さんは本物が魅力的だから、いろんな芸術家が作品のテーマにしているんでしょうね。

しみじみ「ああ、来てよかった~」と思いながらグッズショップで買い物をして、スタッフさんとお話をしたんです。

 

私「とても素敵な展示でした~」

スタッフ「ありがとうございます。東京の猫たちが、目黒にサンマを食べに来たという想定なんですよ」

私「目黒に、サンマを?あの、落語の?」

スタッフ「そうなんです。だから、ちょっとした仕掛けも…」

と言って教えてくれたのが、この、床の足跡。

出口に向かって、猫さんの足跡をたどってみると…。

なんと、サンマの骨が!さすが、目黒ですね(笑)。

美術館って、こんな遊び心もあるんですねぇ。

 

「東京の猫たち」がサンマを食べに集まった(?)企画展は、目黒区美術館で6月12日(日)まで。ぜひ、猫たちに会いに行ってください♪